究極の裏側。

BMW M5 セダンの効率の追求

BMW V型8気筒M ツインパワー・ターボ・エンジン

数字がすべてを物語ります。最高出力412kW〔560ps〕、最大トルク680Nm、0-100km/h加速4.3秒(コンペティション・パッケージ装備車両は423kW〔575ps〕、0-100 km/h加速4.2秒)。

高回転型V型8気筒M ツインパワー・ターボ・エンジンは、そのパフォーマンスと加速で自らを主張します。驚異のエンジン・パワーは、リニアな出力曲線と2基のターボチャージャーの強烈な推進力によりもたらされます。2系統の独立したシステムにより、エンジン、吸入気、エンジン・エレクトロニクスを冷却することで、BMWが特許を取得したツイン・スクロール方式のターボチャージャーが、ターボ・ラグのない鋭いレスポンスを実現。幅広い回転域で強大なトルクが維持されるため、アイドリング回転を少し上回るあたりから高回転域まで、力強い加速が得られます。しかも、アクセル・ペダルを軽く踏むたびに、その圧倒的パワーを即座に実感することができるでしょう。

これほどの高性能にもかかわらず、バルブトロニックやダブルVANOS、高精度ダイレクト・インジェクション・システムなど、最小限のエネルギー消費で最大限のパフォーマンスを手にするBMW EfficientDynamicsの理念に基づき、燃料消費率9.0km/l*を達成します。

* 燃料消費率JC08モード(国土交通省審査値)は、定められた試験条件での値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。  

ブレーキ・エネルギー回生システム

ブレーキ・エネルギー回生システム

クルマが減速するときに、運動エネルギーの一部を電力として回収し、バッテリーに蓄えるのが、ブレーキ・エネルギー回生システムです。

今日のクルマは、快適性や安全性を確保するために、大量の電気を必要としています。通常、この電気はエンジンがオルタネーターを駆動することで得られます。従来、オルタネーターはエンジンの作動中は常時発電を行っていました。しかし、最新のものはコンピューター制御により適宜発電を休止するようになり、最大で3%の燃費向上が可能となりました。ブレーキ・エネルギー回生システムは、ドライバーがアクセル・ペダルから足を離したとき、または、ブレーキ・ペダルを踏んでいるあいだ、オルタネーターを作動させます。つまり、クルマの運動エネルギーが無駄に放出されている瞬間を利用します。電気として回収されたエネルギーはバッテリーに蓄えられます。これにより、オルタネーターの駆動がカットされているあいだはエンジンの負荷が軽減され、排出ガス量と燃料消費量が減少するのです。加速時に使えるパワーがより多くなるため、パワフルな走りにもつながります。  

エンジン・オート・スタート/ストップ機能

信号待ち、渋滞、踏切など、日常的に繰り返されるアイドリングは、無駄な燃料消費につながります。これを防ぐのが、エンジン・オート・スタート/ストップ機能です。

この機能により、BMW M5 セダンが停車すると、エンジンは自動的に停止します。その際、先進的な電子制御システムが、バッテリーの充電状況をチェックするとともに、オートマチック・エア・コンディショナー・システムやリヤ・ウインドー・ヒーターなどによって電力が不足していないかをチェック。ドライバーがブレーキ・ペダルから足を離すとエンジンは即座に再始動し、発進できます。