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〔Report〕
BMW & MINI Racing 2023
Extra Round
F1と同じ舞台での特別戦。
BMW & MINI Racing Extra Round開催。
2023年9月22日(金)〜24日(日)。F1日本グランプリが開催される三重県・鈴鹿サーキットのレーシングコースに、8台のBMW M2 CS Racingが登場。「BMW & MINI Racing 2023」のExtra Roundとして、夢の舞台でのレースが開催された。シリーズには含まれないながら、激しいバトルが繰り広げられたその模様をレポートする。
| M2 CS Racing Series 2023 Extra Round
エントリー・リスト
今回の特別戦には、8名のドライバーがエントリー。
|9月22日(金):公式予選
現在のポイント・リーダーである#25 水元選手を先頭に、8台のBMW M2 CS Racingがピット・ロードに並び、一斉にコースイン。いよいよExtra Roundが始まります。
前のマシンとのマージンを取りつつ周回し、3周目から各車アタックを開始します。何人もの選手が自身のベスト・タイムを塗り替えてゆき、それぞれが気迫の走りを見せるうちに、30分間の公式予選は終了。
ポール・ポジションはポイント・リーダーの貫禄を見せ、#25の水元選手が奪取。2番手にはシリーズ初参戦となるベテラン#8 砂子塾長、3番手には#55 石井選手と続きました。
なお、#8 砂子塾長と#46 山西選手は、過去の実績に基づき「プラチナ・ドライバー」としての出場となるため、最高出力が450psから420psへと1段階抑えられたマシンでの出場となります。
|9月23日(土):Race 1
Extra Roundも、通常のシリーズ戦と同じく2回の決勝レースが行われる。レース1開始前の路面温度は48.6℃と高く、厳しいコンディションが予想されます。
午後1時10分、グリーン・シグナル。素晴らしいスタートを見せた#8 砂子塾長が、#25 水元選手をかわしトップで1コーナーへ。そのままリードを広げようとプッシュを続け、2周目には2分18秒642のファステスト・ラップを記録。しかし水元選手も喰らい付き、3周目のラップ・タイムでは砂子塾長を上回り追走、僅差での攻防が続きます。
|9月24日(日):Race 2
レース2はレース1の上位60%のグリッドが逆順となる「リバース・グリッド」方式。レース1で4位に入った#46 山西選手がポール・ポジションに収まります。前日のレースでマシンにダメージを負った#78 服部選手は、残念ながら欠場となりました。
午前9時35分、レース2がスタート。アウト側からは#25 水元選手が、イン側からは#55 石井選手が襲いかかるも、これを巧みにいなした山西選手がトップを守ります。サイド・バイ・サイドの2番手争いは水元選手に軍配が上がり、ポジションを1つアップ。前を行く山西選手を追います。
| BMW & MINI Racing 特設ブース
有終の美に向け、ふたたびの鈴鹿へ。
BMW & MINI Racing、2023年シーズンもいよいよ大詰め。
最終戦の舞台は奇しくも、Extra Roundと同じ鈴鹿サーキット。
今年最後の戦いは12月2日(土)・3日(日)。熱戦を、お見逃しなく。