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ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 日本公演2015 レポート
ドイツ屈指の名門オーケストラ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が全国6公演の日本ツアーを行いました。指揮は、2015年9月からミュンヘン・フィルの首席指揮者に就任したロシアの巨匠、ワレリー・ゲルギエフ。首席指揮者就任の披露公演となったこの日本ツアーは、新たなシェフを得た楽団の鮮烈な響きを聴くまたとない機会。
ミュンヘン・フィルがチェリビダッケと築いた黄金時代のDNAが脈打つブルックナー。ご当地ミュンヘン生まれの作曲家リヒャルト・シュトラウス、ドイツ音楽の神髄ベートーヴェン。そしてロシア音楽の中枢をなす作曲家たち、チャイコフスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ。まさにロシアの巨匠ゲルギエフとドイツの名門ミュンヘン・フィルだからこそ実現する、理想的なプログラム。
ソリストには、2012年「白夜の星音楽祭」以来ゲルギエフと共演を重ねてきたピアニスト、辻󠄀井伸行を迎えました。ゲルギエフとの日本初共演で披露したのは、ピアノ協奏曲の傑作、ベートーヴェンの『皇帝』。日本を代表するピアニストとして国際的に躍進を続ける辻󠄀井伸行の本領発揮となる特別な公演となりました。