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〔Report〕
BMW M Driving Experience
at Nürburgring レポート
Mを知り、腕を磨く。ニュルブルクリンクでの3日間。
2023年8月20日(日)〜22日(火)の3日間にわたり、ドイツ ニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ)で開催された「BMW M Nordschleife Training」。『BMW M Driving Experience』のプログラムのひとつであるこのトレーニングに、今回日本からは8名が参加した。ツアーに帯同し、現地にて日本語でのインストラクションを担った菰田潔氏によるレポートをお届けする。
「BMW M Driving Experience」とは?
BMW Mによる、一般ドライバーを対象としたトレーニング・プログラム。ドイツ ミュンヘン郊外の専用コースにおける危険回避のための講座から、スウェーデンやオーストリアを舞台にしたスノー&アイス・トレーニングまで、多彩なプログラムが用意されている。今回は、最新のMモデルを使用し2泊3日で行われる「BMW M Nordschleife Training」に参加した。


インストラクター
Day 2

この日は丸1日をコース上でのレッスンに当てる。朝8時半、インストラクター陣はBMW M3 Competition、受講者たちはBMW M4 Competitionにそれぞれ乗り込み、いよいよコース上での実践がスタート。
まずはコース全体をそれぞれ1周した後、ストレートでパイロン・スラローム走行と100km/hからの急ブレーキを練習。
肩慣らしが終わったところで、セクション・トレーニングへと移る。全長約20kmの北コースを10のセクションに分割し、各セクションを1時間ずつ往復。理想的なライン取りを習得する。
午前と午後で4つのセクションをこなした後、午後4時半まで全周を走行。インストラクター先導のもと、周回ごとに4台ずつ、先導車両のライン取りを見ながら走行を行なった。
Day 3

プログラム最終日。クルマにもだいぶ慣れた受講者たちは、前日に続く4つのセクションでのトレーニングを順調にこなしてゆく。コースの象徴ともいえるすり鉢状のコーナー「カラツィオラ・カルーセル」では、角度の付いた路面を慎重かつ大胆にクリアしていた。
日本ではなかなか味わえない200km/hオーバーのコーナリングにおいても、眼が慣れるに従って満足そうな笑顔が見られるように。そしてセクション・トレーニング終了後は、待望の周回走行。昨日に引き続きインストラクターの先導が付くが、受講者の技量に合わせ、かなりのハイペースでの周回も行なわれた。
午後5時、サーキット内のBMW M Powerショールームにて修了式。インストラクターから一人ひとりに修了証が渡された。受講者の顔が、どれも充足感にあふれていたことは言うまでもない。
Nürburgring コース・マップ

Nordschleife オンボード・ムービー
レッスンを追体験できる、臨場感あふれるオンボード・ムービー。受講者は先行するインストラクターからのリアルタイムの指示を無線で受けながら、コースを走ります。

