社会貢献活動とコーポレート・ガバナンス

BMW Groupは、多様性こそ企業の強みであると考えています。それぞれに異なる視点、経験、スキルを尊重しあうことで、より革新的で創造的な未来へ向かうことができると信じているからです。私たちは、さまざまなカリキュラムや講演、対話などを通じて、従業員や管理職の意識改革に取り組む他、採用や人材育成においても、多様性と機会均等を推進しています。差別の撤廃、全従業員の平等な処遇、日常業務における尊重姿勢は、最も重要な要素として私たちのガイドラインに組み込まれています。

多国籍の従業員を擁する企業として、また５大陸に拠点を有するグループとして、私たちは社会の一員であることを強く自覚しています。だからこそ環境保護、経済、社会に対する私たちの責任は、本業を超えた分野にまで及ぶものだと認識しています。この考えに基づきBMW Groupは、すべての海外拠点において、生活環境、教育機会、異文化コミュニケーションの改善に重点を置いた活動を推進。多角的な取り組みによって国連サミットで採択された「持続可能な開発目標（SDGs）」の達成にも貢献しています。

BMW財団ヘルベルト・クヴァントは、独立した企業財団であり、BMW Groupが社会的責任を果たすための重要なパートナーとして貢献しています。同時に、世界中のリーダーたちに社会における責任を認識させ、平和で公正かつ持続可能な未来を実現するためのさまざまな活動を推進しています。