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2020三井住友VISA太平洋マスターズ
2020年11月12日から15日にかけて、BMW Japanが優勝副賞車両を提供している三井住友VISA太平洋マスターズが開催されました。
昨年のこの大会でアマチュアとして優勝した金谷拓実選手がプロとして凱旋したほか、石川遼選手や谷原秀人選手といった有力プロ、あるいは韓国やニュージーランドからの外国勢も参戦するなど、太平洋クラブ御殿場コースに集まった顔ぶれは実に華やか。
そのなかでドラマティックな優勝を飾ったのが香妻陣一朗プロ。副賞のBMW 840i グラン クーペ M Sportを獲得し新BMWオーナーになられた香妻プロにお話をうかがいました。
2020年11月12日から15日にかけて、BMW Japanが優勝副賞車両を提供している三井住友VISA太平洋マスターズが開催されました。
昨年のこの大会でアマチュアとして優勝した金谷拓実選手がプロとして凱旋したほか、石川遼選手や谷原秀人選手といった有力プロ、あるいは韓国やニュージーランドからの外国勢も参戦するなど、太平洋クラブ御殿場コースに集まった顔ぶれは実に華やか。
そのなかでドラマティックな優勝を飾ったのが香妻陣一朗プロ。副賞のBMW 840i グラン クーペ M Sportを獲得し新BMWオーナーになられた香妻プロにお話をうかがいました。

悲願の初タイトルを、香妻陣一朗プロは自身のスーパーショットで勝ち取りました。
首位に1打差で迎えた最終日(15日)の最終18番(パー5)、残り230ヤードで香妻プロが放った第2打は、ピンそば20センチで止まる会心の一撃。これをなんなく沈めてイーグルを取った香妻プロが首位に立ちます。そして最終組のホールアウトを見届けると、香妻プロを中心に歓喜の輪が広がりました。
12月17日、東京・お台場のBMW GROUP Tokyo Bayにて、BMW Japan代表取締役社長のクリスチャン・ヴィードマンより、副賞のBMW 840i グラン クーペ M Sportのキーが香妻プロに贈呈されました。キーを受け取り、ヴィードマンより各部のレクチャーを受けた香妻プロが、BMWのオーナーとしてインタビューに応じてくださいました。


最終ホールの緊張する場面で、どのようにプレッシャーに打ち勝ったのかを尋ねると、「不思議と平常心を保つことができました」という答えが返ってきました。
「いつもは緊張するタイプですが、この大会を通じて落ち着いてプレーすることができました。なぜかはわからないんですが、あのコースは松山(英樹)さんの監修で改修されてから、非常にテクニカルなコースになりました。僕はアプローチとパターで勝負するタイプなので、相性がよかったということは言えると思います。最終ホールの2打目ですが、あそこまでピンに寄っているとはグリーンに近づくまでわからなかったんです。こんなに寄ったのかと、自分でもびっくりしました(笑)」
香妻プロの初優勝を、だれよりも喜んでくれたのは父上だったとのことです。
「僕は2歳でゴルフを始めて、父から教わってきました。父が喜んでくれる姿を見ることができて、本当に嬉しかったです。祝勝会があったり取材が増えたり、ゴルフ場で声をかけてくださる人がいたり、プロは勝つことが大事だと改めて感じています」
大会期間中は毎日、副賞のBMW 840i グラン クーペ M Sportが目に入ったという香妻プロ。けれども最後の最後まで、あのBMWが自分のものになるという実感は湧かなかったと振り返りました。
「もちろんBMWを見てはいましたが、自分が乗るという意識はなかったですね。ホールアウトした後も、最終組は必ずバーディを取って追いついてくると思っていたので、プレーオフの準備をしていたんです。だからBMWのことまでは頭がまわりませんでした」
そして今、目の前に実車があり、キーを受け取り、レクチャーも受けた香妻プロが、現在の心境を率直に語ってくださいました。
「BMWは輸入車のなかでもプレミアムだというイメージで、いつかは乗りたい憧れのブランドでした。運転席に座ってみると、ラグジュアリーなインテリアにわくわくしますね。ちょうどシーズンオフに入ったので、大好きな温泉に出かけたいです。ヴィードマン社長から、足を動かすジェスチャーでトランクを開ける機能を教えていただいて、これなら両手が荷物でふさがっていても開けられるから便利だなと思いました。トランクは奥行きがあって、キャディバッグも2つ入りそうです。ここに自分のキャディバッグを収めるイメージが湧いてきました」


ゴルフに取り組むうえで香妻プロが大事にしているのは、練習でも試合でも1打1打に心を込めることだといいます。
「2018年に、最終戦の最終ホールで1メートルのパットを外してシード落ちを経験しました。あれ以来、どんな場面でも、目の前の1打をおろそかにしないことを心に誓っています」
三井住友VISA太平洋マスターズで優勝したことで、香妻プロは2021年1月にハワイで開かれるソニー・オープンへの出場権を得ています。
「ハワイのコースは一度ラウンドして、手応えをつかんでいます。いい感触なので、上位で戦いたいですね。2021年は賞金王争いをしたいし、将来的には世界で戦いたいと思っています」
大きな夢に向かって、まず第一歩を踏み出した香妻陣一朗プロ。スタイリッシュなデザインに先進的なテクノロジーを秘めたこのモデルは、将来が期待される若いアスリートにふさわしいのではないでしょうか。2021年は、香妻プロがこの白いBMWで会場入りする姿を見ることができそうです。