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BMW日本ゴルフツアー選手権  森ビルカップ2025をレポート。

BMW日本ゴルフツアー選手権
森ビルカップ2025をレポート。

※このページで使用している画像・動画は日本仕様とは異なります。また、オプション装備等を含む場合があります。

BMWの名を冠したプロゴルフトーナメントは、例年、世界各地で開催されている。国内男子のメジャー大会、「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」もそのひとつ。BMWはこの大会の冠スポンサーを務め、2025年で4年目を迎えた。この間にBMWは、世界基準とも言える空気感をこの大会に醸成し、日本のトッププロが海外ツアーにも劣らない熱い戦いを繰り広げる舞台を整えてきた。

BMWがこの大会に特別な空気感をもたらしている要因のひとつが、レイアウトとファシリティの充実だ。会場の宍戸ヒルズカントリークラブ西コースは、メジャーに相応しい難易度とタフなセッティングで知られるが、そこに加えて、1番から18番までクラブハウスに戻らない“完全OUT・IN”という独特の構成を活かすことで、特異な緊張感を演出している。日本では珍しいが、全英オープンの開催コースなどではよく見られるスタイルだ。

この難コースに、華やかでハイクラスな彩りをプラスするのが、随所に展示されている最新のBMW車両だ。18番ホールのティイングエリアでは「BMW M850i xDrive カブリオレ The Final Edition」がホールインワン賞として鎮座し、プラクティスレンジや練習グリーンの傍らでは、「BMW X7 M60i xDrive BLACK-α」「BMW M5」「BMW M850i xDrive グラン クーペ」「BMW 740i Excellence」などが、プレーヤーとギャラリーの目を惹きつけていた。

スタートホールでは、BMWが設けたトンネル状の通路を抜けてティイングエリアへ進む演出があり、最終18番では、巨大ホスピタリティ施設「BMW VIP LOUNGE」がグリーン奥に聳え立つ。海外での試合経験が豊富な選手たちも、「スタンドのスケールが海外っぽい」「スタートホールの演出は全英オープンのようだ」と、BMWが提供する環境の“世界感”に特別さを感じていた。

BMW VIP LOUNGE

「BMW VIP LOUNGE」は、BMW VIP TICKETを購入した者だけが入れるエクスクルーシブな空間だ。テラス席からは、グリーンを間近に望むことができ、プレーヤーの息遣いすら感じられる。2025年大会の最終日、6人による接戦の末にプレーオフに突入した場面では、BMWが用意したこの特等席の正面でドラマが展開された。1ホール目、堀川未来夢プロがカラーから3打目を放ち、蝉川泰果プロが約2mのバーディパットを沈めて優勝を決めた場面も、「BMW VIP LOUNGE」からボールの転がりがはっきり見える距離だった。まさに、BMWが用意した“最高の瞬間”に立ち会える場所だった。

また、例年、ホールアウト後の注目選手が「BMW VIP LOUNGE」を訪れ、トークセッションを実施。プレー直後の振り返りや感想に、観客は熱心に耳を傾けていた。ここでしか聞けない貴重なエピソードが飛び出すこともあり、観戦体験にさらなる深みをもたらしている。

BMWは、食とドリンクにおいても妥協がない。

今年は、東京・麻布台ヒルズのBMWブランドストア『FREUDE by BMW』内の日本料理店「無題」の鈴木智之シェフが醸造したスペシャルビール「セッションIPA」が振る舞われた。シャンパンのような香りとビールらしいキレを併せ持つこの一杯を片手に、BMWが提供する極上の観戦体験を楽しむ観客の姿が多く見られた。

BMWはVIP向けに、専用駐車場や、指定ホールでの間近な観戦を可能にする「EXCITING AREA」へのアクセス権、「BMWロゴ入りのトートバッグとキャップがセットになった「VIP記念ギフト」など、多彩な特典を用意。その価格以上の価値を提供している。

一般来場者に向けても、会場全体でBMWブランドの世界観を表現した。クラブハウス付近には、麻布台ヒルズ内の『FREUDE by BMW』に併設されたカフェ、「CAFÉ & BAR B」が特別出店。本店同様、洗練された広場のような開放的な空間で、訪れたギャラリーに心地よいひとときを提供した。なかでも人気となっていたのが、「ルーベンサンド」。北海道産の豊西牛を使ったパストラミビーフをたっぷりと挟んだ、ドイツ風のオリジナルサンドウィッチだ
 

また、カフェ横のイベントスペースでは、チャリティを兼ねた「パターチャレンジ」を開催。
木・金には、チャレンジ成功者の中から各日1組(計2組)を対象に、「CAFÉ & BAR B」麻布台ヒルズ本店での特別ディナーへご招待するプレミアムな特典も用意され、会場を訪れた多くのギャラリーの注目を集めていた。

さらに、会場にはゴルフタレント・なみきさんも登場。選手へのインタビューやファンとの交流を通じてイベントに華を添えるなど、BMWらしいホスピタリティを体現するコンテンツが多数展開された。

また、プレーヤーとの接点づくりにも力を入れている。最終日、13番パー3でホールインワンを達成し「BMW M850i xDrive カブリオレ The Final Edition」を獲得した宋永漢(ソン ヨンンハン)プロが、「BMW VIP LOUNGE」で喜びを語った。「良い試合でホールインワンができて、しかもBMWのクルマが賞品なんて……本当に嬉しい」と笑顔を見せた。

BMWが提供する車両は、プレーヤーのモチベーションにもつながっている。優勝した蝉川は副賞の「BMW X7 M60i xDrive BLACK-α」を目の前に、「BMWさんがここまでの高級車を副賞に出すことに驚きましたし、それが自分の手に渡るなんて……。カッコいいなと思います」と語り、まるで憧れのクルマを前にした子どものように目を輝かせていた。

グローバル企業としてのスケール感をこの大会にも反映させている。優勝者には、7月のDPワールドツアー「BMWインターナショナル・オープン」と、10月に日本で開催されるPGAツアー「ベイカレントクラシック」への出場権を提供。蝉川は、「出るからには上位を目指して戦いたい」と、BMWが用意した世界への挑戦に意欲を燃やしていた。

蝉川プロ
蝉川プロと「BMW X7 M60i xDrive BLACK-α」

一方で、地域との連携にも積極的だ。大会3日目に開催された「かさまスポーツ&フードフェス2025」では、地元グルメを堪能できるだけでなく、子どもたちがスナッグゴルフやボルダリング、BMXなどのアクティビティを楽しめる場を提供。夜には、内閣総理大臣賞を21回受賞した「野村花火工業」が打ち上げる花火が夜空を彩り、BMWが地域との繋がりを深めていることを実感させた。

さらに、BMWは地元の小学生たちにも特別な体験を提供した。体操着姿の子どもたちは、「ワンパットチャレンジ!」に挑戦したり、ギャラリーロープ内の特等席からプロのパッティング練習を間近で観察したりと、将来の夢が芽吹くような貴重な経験をしていた。

2025年、「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」はさらに完成度を高めた印象を残した。プレーヤーのパフォーマンスだけでなく、観客すべてに“世界基準”の体験を提供し続けている。進化を止めないBMWが手がけるこのトーナメントは、2026年、さらなる進化を遂げたトーナメント体験で、次のステージでも人々を魅了していく。