鮮やかなイモラ・レッドⅡのボディ・カラーを纏った320iに乗る半澤さんは、現在22歳の大学生。
6歳の頃に見たドイツの刑事ドラマの中で、犯人を追いかける第4世代のBMW 3シリーズ(E46)を観て以来、BMWにずっと憧れ続けていたという。
大学入学を機に上京。その際、半澤さんにはある望みがあった。それは、BMWに関する仕事に携わる事。
求人情報を探し、BMWの正規ディーラーでカー・クリーニングの仕事を始めた。
それから数カ月後、なんと先輩スタッフが手放す事になったBMWをタイミング良く譲り受けることができた。
それが現在の愛車である320iだ。
譲り受けた時点で既に16万kmを走行していたが、それからわずか2年で、走行距離は22万kmにまで伸びた。
「この320iにはなんといっても愛着があるので、存分にメインテナンスして乗り続けたいです。
あとは… ドラマに出ていたチタン・シルバーの328iも手に入れて、2台のE46を持つことが夢ですね」と答えてくれた半澤さん。
幼い頃の憧れは夢となり、今も彼を魅了し続けている。