BMW Team Studie のBMW M6 GT3 が、最後尾から追い上げ13 位でフィニッシュ

    2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 OKAYAMA GT 300km RACE

    ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: ペーター・クロンシュナーブル)が、コラボレーション・パートナーとしてサポートするBMW Team Studie のBMW M6 GT3 は、4 月9日に開催された2017 年SUPER GT 選手権初戦の決勝において、13 位でフィニッシュした。

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    公式練習

    2017 年シーズンレースウィーク最初のセッションは、ウェット路面からのスタートとなった。天候は曇りながら、高い気温に加えて、路面状況が改善するコンディションで、公式練習が行われた。ゼッケン7 号車のStudie BMW M6は、前日夜に発生した不具合のトラブルシューティングが終了せず、マシンをコース上に送り出す事無く、このセッションを終えた。

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    公式予選Q1

    天候:曇り。気温:20 度。路面温度:21 度。路面コンディション:ドライ。
    Q1 は荒選手がドライブを担当した。
    昨夜からの不具合の修理は、予選スタート前に完了した。午前の練習走行で一切マシンの状況を確認出来なかった荒選手は、入念なシミュレーションでアタックプランを固め、予選に備えた。 しかし、セッションスタート直前、再び同様のマシントラブルが発生した。チームは総力を挙げ、トラブルシュートに挑んだが、時間内に問題を解決することが出来ず、Q1 を終えた。決勝は最後尾から追い上げのレースとなる。

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    決勝

    フォーメーションラップ時のGT500 クラス3 台のマシントラブルで、赤旗からスタートが切られた。メインストレート上で一旦隊列を整えた後、レースは再びローリングスタートから開始されたが、5 周目には300 クラスのクラッシュで2 度目のセーフティーカーが導入される波乱の幕開けとなった。
    セーフティーカーが抜けた10 周目以降、ミュラー選手は順位を徐々に上げ、13 周目では21番手につけた。しかし、コース上の位置が悪く、その後しばらく前を伺い続ける展開を強いられた。
    ミュラー選手は33 周目にピットインし、マシンは荒選手へのドライバー交代と給油・タイヤ交換を済ませ、コースへ復帰した。荒選手は、23 番手から徐々に順位を上げ続け、300 クラス全車がルーティンのPIT を済ませた時には、そのポジションを17 番手とした。49 周目、300クラスのクラッシュで3 度目のセーフティーカーが導入された。セーフティーカーは、56 周目に解除されるまでレースをコントロールしPIT ロードへと向かった。
    荒選手はレース再開時の15 番手から60 周目に14 番手、67 周目に13 番手とポジションを上げ続け、尚もプッシュし、更に前のマシンを1 秒以内まで追い詰めたが、オーバーテイクには至らず、13 位でチェッカーを受けた。

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    鈴木康昭 チーム代表兼監督

    レースの内容は、55 号車オートバックスさんとのペースにも遜色が無く、決して悪いものではなかったと思います。16 台追い抜いて13 位の結果は良くはありませんでしたが、レースの内容には満足しています。昨日の予選を走れなかった事が全ての結果だと思います。ツイスティでテクニカルな岡山でAMGの速さが抜きんでていましたが、それ以外は遜色の無いレースだったと思います。次戦も頑張ります。

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    ヨルグ・ミュラー選手

    (出走出来なかった)練習走行と予選の後、とてもとてもタフな私たちのレースウィークが始まりました。しかし、29 番手からスタートして13 番手まで沢山オーバーテイクをしました。ポイントは取れませんでしたが、良いレースだったと思います。第2 戦の富士が楽しみです。

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    荒聖治 選手

    今日は、クルマのトラブルもなく、レースを安定して走行することが出来ました。スタート順位が一番後ろからだったので、順位は13 位フィニッシュに留まりましたが、次回の富士は良い順位からスタートして、もっと上のポジションで楽しいレースが出来るように頑張ります。

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