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反田恭平&Japan National Orchestra 冬ツアー2026 Supported by BMW Japan 開催レポート

反田恭平&Japan National Orchestra 冬ツアー2026
Supported by BMW Japan 開催レポート

寒さがふと和らぎを見せた、2026年2月2日(月)。東京・赤坂のサントリーホールにて、BMWのブランド・フレンドを務める世界的ピアニスト・反田恭平氏と、彼がプロデュースするJapan National Orchestraによるコンサートが開催されました。

2022年から通算5回目となる今回の公演。ホール全体が熱狂と感動に包まれた、冬の一夜の模様をお届けいたします。

  反田恭平&Japan National Orchestra 冬ツアー2026 Supported by BMW Japan 開催レポート

寛ぎのなかで、今宵への想いを馳せる。

ホールのエントランス前に広がるアーク・カラヤン広場。訪れるゲストを迎えるように佇むのは、MのDNAを宿したエレクトリックSUV、BMW iX M70 xDriveです。ボディ・カラーのBMW Individual フローズン・ディープ・グレー*は、マットな質感がありながら独特の艶めきを放つ特別なペイント。冬の光を受けて煌めくウォーターフォールを背にして、その精悍な佇まいがいっそう際立ちます。

 

公演前の慌ただしい最中にもかかわらず、反田氏がBMW iX M70 xDriveのもとを訪れてくれました。興味深げにクルマへと近づきエクステリアをじっくりと眺めた後、導かれるようにその室内へ。アミド・カラーのナチュラル・レザー・シートが、反田氏を優しく包み込みます。クラフテッド・クリスタルのiDriveコントローラーをはじめとした操作系統や、ドライビング・ポジションを確かめながらステアリングに手をかけつつ、実際に運転する自身の姿を思い描いているようです。

 

さらに、30ものスピーカーによるBowers & Wilkins サラウンド・サウンド・システムもチェック。その臨場感あふれるサウンドに聞き入るとともに、今宵のプログラムに向けてさらなるイメージを膨らませているようでした。

 

*有償オプション

寛ぎのなかで、今宵への想いを馳せる。
寛ぎのなかで、今宵への想いを馳せる。

それぞれの期待とともに、非日常への扉が開く。

開場時刻を前に、アーク・カラヤン広場へと観客たちが集い始めます。展示されているBMW iX M70 xDriveは人々の眼を愉しませながら、その深淵なペイントも相まって非日常の空間を演出。BMW Japanがサポートする、特別な一夜への期待をぐっと高めてゆきます。

 

午後6時、レセプショニストがエントランスの扉を開け、開場。続々と入場するお客様を、反田氏とJapan National Orchestraメンバーの直筆サインが入ったウェルカム・ボードがホワイエで迎えます。そして大ホールの舞台上には、このツアーのコンサート・マスターを務める、Japan National Orchestra コア・メンバーである岡本誠司さんの姿が。

開演はまだ先、午後7時のはずです。

それぞれの期待とともに、非日常への扉が開く。
それぞれの期待とともに、非日常への扉が開く。

芸術の世界へと誘う、美しき歓迎の調べ。

「本日はご来場いただき、誠にありがとうございます。このあと6時35分頃より、このステージ上にてウェルカム・コンサートを行います」

マイクを通じ、岡本さんがお客様にアナウンスします。

 

公演日ごとにメンバーを変えて行われる趣向のウェルカム・コンサート。この日の演目は、モーツァルトの『木管六重奏のためのディヴェルメント 第12番 変ホ長調 KV252』。選曲の理由を、岡本さんが解き明かします。

 

「本日のメイン・プログラムはショパンとチャイコフスキーですが、この2人が最も尊敬するアーティストがモーツァルトです。ショパンはモーツァルト作曲のオペラ『ドン・ジョヴァンニ』内の「お手をどうぞ」というアリアの変奏曲を作曲していたり、チャイコフスキーは当時のパトロンへ送った手紙のなかで “『ドン・ジョヴァンニ』のオペラ・コンサートこそが、自分の人生を大きく変えた”と綴っています。2人の偉大な作曲家が敬愛する共通項として、オーケストラの魅力とはまた異なる“モーツァルトの室内楽”をお愉しみいただければと思います」

 

岡本さんが解説を終えると、オーボエの荒木奏美さんと浅原由香さん、ホルンの庄司雄大さんと鈴木優さん、そしてファゴットの皆神陽太さんと古谷拳一さんが登場。場内からは、公演が始まったかと思わんばかりの盛大な拍手が贈られます。

芸術の世界へと誘う、美しき歓迎の調べ。
芸術の世界へと誘う、美しき歓迎の調べ。

ザルツブルク大司教のための“ターフェルムジーク(食卓音楽)”として作曲されたと考えられているこの曲。第1楽章から第4楽章へと進むにつれ、優雅で明るく、軽快なリズムに乗せて音が紡がれてゆきます。10分ほどの演奏ながら、客席の誰もが日常から離れた “演奏会の世界”へと深く誘われます。

若き日のショパンの情熱を、全身で描き出す。

そして午後7時、いよいよ待ちに待った公演の幕が開きました。万雷の拍手に迎えられた反田氏は、オーケストラと正対する位置へ。プログラム前半は、ピアノ演奏と指揮をともに反田氏が務める“弾き振り”の形態で行われます。

 

奏でられるのはショパンの『ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21』。1829年にワルシャワ音楽院を主席で卒業し、ウィーンでの演奏会で成功を収めたショパンが満を持して作曲に取り掛かり、翌1930年に完成した初の協奏曲(実際には“協奏曲第1番”よりもこちらの方が先に作られている)。19歳から20歳にかけての瑞々しい感性とほとばしる情熱、そのすべてが注ぎ込まれた大作です。

若き日のショパンの情熱を、全身で描き出す。

繊細に鍵盤と対峙し、大胆にオーケストラを導く。非常に高度な技術と解釈、そして体力を要する“弾き振り”。新たな世界を紡ぐ瞬間を心から愉しむかのように、反田氏が全身で躍動します。主役であるピアノが雄弁に語り、さまざまな木管楽器が彩りを添える。やがて曲は鮮烈な高揚を迎え、演奏終了と同時に解き放たれた熱狂が、割れんばかりの喝采となってホールを震わせました。

 

鳴りやまぬ拍手に応じるアンコールは、なんと“弾き振り”を終えたばかりの反田氏によるピアノ・ソロ。あふれかえる客席の熱気を心地よく鎮めてゆくかのように表情豊かに奏でられたのは、ブラームスの『6つの小品』から「間奏曲 Op. 118-2」。穏やかな調べをもって、公演前半が締めくくられました。

語り得ぬ感情を、時を超えて現出させる。

20分間の休憩を経て、ふたたび舞台の幕が開きます。反田氏が登場すると、場内からは前半よりもさらに大きな拍手が。指揮台へと歩みを進めた反田氏が刹那の静寂ののちに手を振ると、ホルンとファゴットの鮮烈なファンファーレが会場の空気を震わせます。プログラム後半の演目は、チャイコフスキーの『交響曲第4番 ヘ短調 作品36』です。

語り得ぬ感情を、時を超えて現出させる。
語り得ぬ感情を、時を超えて現出させる。

メック夫人というパトロンを得て経済的な余裕が生まれ、チャイコフスキーは1877年の12月にヴェネツィアを訪れます。そして風光明媚なスキャヴォーニ河岸のホテルに逗留し、この曲を書き上げました。しかしその恵まれた環境とは裏腹に、旋律にはどこか拭いきれない陰鬱な影や孤独が刻まれています。実は当時、彼は望まぬ結婚とその破綻の渦中にありました。ヴェネツィアへと至る前の9月には、モスクワ川で入水自殺を試みるまでに精神的に追い詰められていたのです。

 

作曲家としての充実と人間としての苦悩。歓喜と絶望、さまざまな感情が混じり合うが交錯する様子が、Japan National Orchestraと彼らを統べる反田氏の指揮により、ひとつの運命を描くうねりとなって、観客の心を飲み込んでゆきます。白熱と悲哀が幾度も交錯し、曲は圧巻のクライマックスへ。会場が一体となる高揚とともに、鮮烈なる終局を迎えました。

  語り得ぬ感情を、時を超えて現出させる。

オーケストラの真髄を堪能する幸福を。

客席からは「Bravo!」声が飛び交います。2分、3分…。いつまでも拍手は鳴りやみません。その賞賛に応えるアンコールは、同じくチャイコフスキー作曲の『白鳥の湖(組曲版) Op.20a』より「チャールダーシュ(ハンガリーの踊り)」。前半の緩やかで官能的なメロディ、そして後半の速く熱狂的な旋律。オーケストラのダイナミズムを感じさせるその演奏は、観衆の魂を揺さぶる壮大なフィナーレとして、特別な夜を締めくくりました。

 

それぞれの胸の内に、大いなる感動をもたらした『反田恭平&Japan National Orchestra 冬ツアー2026 Supported by BMW Japan』。今回の公演においても数多くのお客様にご来場をいただくとともに、かけがえのない珠玉の時間を分かち合うことができました。

 

単なるサポートという枠を超え、互いに刺激を受け、刺激を与える。この幸福な関係が“新たな歓び”を生み出すと信じて。BMWはこれからも、人々を魅了するクラシック音楽を支えてゆきます。

 

BMW Japanでは「BMW BELIEVES」プロジェクトのもと、クラシック音楽をはじめとした文化振興のために、今まで以上のさまざまな支援活動に取り組んでゆきます。

PROFILE

反田恭平 (ピアノ/指揮)

©Yuji Ueno

反田恭平
(ピアノ/指揮)

2021年、ワルシャワで開催されたショパン国際ピアノコンクールにて、日本人歴代最高位となる第2位を受賞。2025年8月には、ザルツブルク音楽祭に史上初となる「弾き振り」での出演を果たした。Japan National Orchestraの創設や、ファンと音楽家を繋ぐ音楽サロン〈Solistiade〉を主宰するなど、音楽文化の発信にも積極的に取り組む。2024年、フォーブス誌「30 Under 30 Asia」に選出。

  Japan National Orchestra(管弦楽)

©Yuji Ueno

Japan National Orchestra(管弦楽)

ピアニスト反田恭平がソリストとしても活躍する同世代の実力派アーティストたちに声をかけ2018年「MLMダブル・カルテット」としてスタート。

2021年にはJapan National Orchestra株式会社として奈良県を拠点に運営をスタート。現在、年2回の全国ツアーと海外ツアーを実施するほか、

室内楽シリーズの展開、奈良県を中心にアウトリーチ活動など地域貢献活動にも取り組んでいる。

関連情報

BMW iX M70 xDrive

BMW iX M70 xDrive

MのDNAが、駆る者の情熱を沸き立たせる。

モノリシックなスタイル。妥協なきダイナミクス。電気が生み出す新次元の昂奮。

磨き上げられ、さらなる洗練を遂げた無二の個性は、今、新たなる歓びの世界へと加速する。

BMW BELIEVES

BMW BELIEVES

その歓びは、いつだって新しい。

BMWは長きにわたり、芸術および文化振興のためのさまざまな活動に積極的に取り組んできました。これまで実現したプロジェクトの数は全世界で優に100を超え、多様なパートナーとのコラボレーションが生むユニークな体験や出会いによって、交流、革新、創造の新たな機会をもたらしてきたのです。

 

「音楽」「アート」のカテゴリーにおいては、単発的なイベント開催にとどまらず、より長期的な視点での文化振興のサポートを行うべく、汎用性、展開性の高いプロジェクトのフォーマットをパートナーとともに構築・提供しています。