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新型BMW M2 Competition を発表
■ 3.0L 直列6 気筒M ツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、制動力を強化した高性能スポーツ・クーペ。
■ カーボン・ファイバー強化樹脂ストラット・ブレイズの採用等により、剛性を強化。
■ 新しい M キドニー・グリルや、専用19 インチ・ホイールなど存在感あるデザイン。
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: ペーター・クロンシュナーブル)は、BMWM2 クーペに高性能エンジンを搭載し、より剛性/制動力を強化することで走行性能を高めた新型BMW M2 Competition を全国のBMW正規ディーラーで本日より販売を開始する。
この新型モデルは、3 リッター直列6 気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、最大出力302kW(410ps)/5,250-7,000rpm、最大トルク550Nm/2,350-5,200rpm を実現する高性能スポーツ・クーペである。この高性能エンジンのポテンシャルを最大限引き出すため、BMW M4 と同等の冷却システムを採用し、ラジエーターやオイル・クーラーを追加した。さらに、カーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)を使用したストラット・ブレイズを採用することで剛性を強化すると共に、大径のM スポーツ・ブレーキを装備することで制動力を強化している。ダンパー、及びスタビライザーは、専用設定した強化サスペンションを装備し、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)のセッティングや、シャシーにもチューニングを加え、高性能スポーツ・クーペに相応しい走行性能を実現している。
デザイン面では、フロント・バンパー、キドニー・グリル、エクステリア・ミラーのデザインを一新している。冷却性能の向上にも寄与する大型化したエア・インテークと共に、ハイグロス・ブラック仕上げのダブル・バー・キドニー・グリルは左右が連結したようなデザインを採用することで、アグレッシブなデザインとなっている。エクステリア・ミラーには、空力性能を向上させるダブルリッジ・デザインのMミラーを搭載することで、よりアグレッシブなフロント・デザインとなった。そして、新型BMW M2 Competition 専用の19 インチM ライト・アロイ・ホイールと、大径ブレーキ・ディスクやグレー・メタリック仕上げのキャリパーが存在感を際立たせる、M スポーツ・ブレーキを新たに採用している。これらの装備と共に、リアに配されたハイグロス・ブラック仕上げのM2 Competition バッジが、特別なモデルであるという個性を強調している。

インテリアにおいても、インスツルメント・パネルやステアリング・ホイール、シートなどが一新されている。インスツルメント・パネルは、新型BMW M2 Competition 専用のパネルが採用され、エンジン・スタート時にはM2 Competition のロゴが表示される仕様となっている。さらに、走行状況に応じて足回りなど自分の好みのセットアップを記憶させ、瞬時に呼び出すことが出来る「M1」「M2」ボタンが付いたMスポーツ・ステアリング・ホイールを装備し、新たに採用されたMスポーツ・シートの高いホールド性は、アグレッシブなサーキット走行においてもドライバーをサポートする。
主な車両諸元
全長4,475mm、全幅1,855mm、全高1,410mm、ホイールベース2,695mm、車両重量1630kg*1、排気量2,979cc、直列6 気筒M ツインパワー・ターボ・エンジン、最高出力302kW(410ps)/5,250-7,000rpm 、最大トルク550Nm/2,350-5,200rpm、燃料消費率11.2km/L*2。
*1:7 速M DCT Drivelogic の場合。6 速MT のモデルは、1610kg。
*2:7 速M DCT Drivelogic の場合。6 速MT のモデルは、10.8km/L
BMW M 社(M GmbH)について
ドイツBMW本社を親会社とするBMW M 社(1972 年設立)は、3 つの事業分野から構成されている。1 つが今回発表のBMW M2 Competition などの高性能モデル、および、MSport などに採用される専用部品の開発である。2 つ目が市販モデルには設定の無い特殊なカラーや素材、装備などを使用した特別注文プログラム「BMW Individual」による車両の製造。3 つ目が2 輪および4 輪のBMW ドライビング・エクスペリエンスのカリキュラム開発および実施である。