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「美しさ」と「速さ」の新次元を提唱するラグジュアリー・クーペ 新型 BMW 8 シリーズ クーペ誕生
■ 見る者の感情を揺さぶる、官能的で強烈な存在感を放つ美しいデザイン。
■ BMW の最先端技術を注ぎ込んだ、V8 ツイン・ターボ・エンジンおよびボディ、サスペンション技術による圧倒的なピュア・スポーツ・パフォーマンス。
■ 最先端の運転支援システムや、BMW コネクテッド・ドライブ等を搭載。
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: ペーター・クロンシュナーブル)は、磨き 上げられた美しさと、鍛え抜かれた走行性能を誇り、BMW クーペ・モデルにおける最上級モ デル「THE8」を冠した新次元のラグジュアリー・クーペ、新型BMW8シリーズ クーペを、全 国の BMW 正規ディーラーで本日より販売を開始する。
新型 BMW 8 シリーズ クーペは、誰をも魅了する低く伸びやかなシルエットに、美しいルー フ・ライン、艶麗なリヤ・フェンダーの造形が醸し出す、優雅さと官能的な個性を際立たせるデ ザインにより、新たなラグジュアリー・クーペとして、強烈な存在感を持つモデルである。サイ ド・ボディには、リヤ・ホィールへの力感を表現する精密なキャラクター・ラインが刻まれ、この 美しいクーペが高いスポーツ性能を有することを雄弁に物語っている。低めに配置されたキ ドニー・グリルは、一つのフレームで縁取ることで、洗練された印象を与え、BMW レーザー・ ヘッドライトは非常にフラットな形状ながらも細部の曲線に至るまで、全体のシルエットと見事 に調和し、強烈な存在感と高級感を主張している。
一方で、新型 BMW 8 シリーズ クーペは、ラグジュアリー・クーペとしての常識を覆す程の運 動性能実現を主目標として開発されており、BMW が誇る最新技術を集結し、優雅で快適な ロング・ドライブから、サーキットにおけるダイナミックなスポーツ走行までも可能としている。 新開発された 4.4 リッターV 型 8 気筒エンジンは、ニュルブルクリンク北コースでのテスト走行 を初め、過酷な状況を想定した試験によって鍛え抜かれ、最高出力 530PS(390kW) /5,500-6,000rpm、最大トルク 750Nm/1,800-4,600rpm を発揮し、0-100km/h 加速は 3.7 秒というピュア・スポーツ・カーに匹敵するハイ・パフォーマンスを実現している。

また、従来のアクティブ・サスペンション・システムに新たに電子制御のアクティブ・スタビライ ザーを装着したアダプティブ M サスペンション・プロフェッショナルに加え、M アクティブ・ディフ ァレンシャルを装着し、コーナリング時の安定性と俊敏性を向上させている。
そして、ボディは内部構造部材にカーボン素材、ボディ・パネルにアルミ材等を効果的に使用 することで、堅牢で高剛性なボディながらも車両重量が 2,000kg を切る軽量化を実現し、外 観の優雅さからは想像し難い程の走行性能を発揮する。
なお新型 BMW 8 シリーズ クーペには、3 年間の主要メインテナンス無償提供、タイヤ/キー の破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMW サービス・インクルーシブ・プラス」 が全車に付帯されている。この「BMW サービス・インクルーシブ・プラス」は、2016 年より BMW 全モデルに標準装備された新しいメインテナンス・パッケージであり、顧客に対してより 安心なドライブを提供している。
ラグジュアリー・クーペに相応しい美しいデザイン
新型 BMW 8 シリーズ クーペの外装デザインは、これまでの BMW ブランドの伝統をふまえ ながらも、今までにない強烈な存在感を持っている。優雅なラインで構成されたボディには、 シンプルで精密なキャラクター・ラインが入り、高品質な造形技術を実感させると共に、走る 姿にスポーティーな力感と高級感を与えている。ルーフ・トップには、往年のレーシング・モデ ルに採用されてきた特徴的なダブル・バブル・ルーフ・ラインを採用し、このスポーティーかつ 優雅なラグジュアリー・クーペの個性をさらに際立たせている。
また、フロント・ホイール背後のボディ・サイド面に陰影をつけ、空気を切り裂いて駆けぬける イメージを与える一方で、リヤ・ホイールの周辺は駆動力を象徴する力感のあるデザインとす ることで、車全体のシルエットにダイナミックな動きを与え、たくましい重厚感を演出している。
リヤ・デザインは、水平なラインと車両下部の中央に向かって収束する斜めのライン、サイド に大きく張り出した LED テール・ライトの相互作用により、広い車幅と低重心に設計されたシ ルエットを形成すると共に、ゆったりとした存在感を演出している。
スポーティーな走行を可能とする機能性と、高級感のある室内空間を両立
新型 BMW 8 シリーズ クーペの室内空間は、外装デザインと調和させ洗練された高級感を まといながら、前後方向への意識を強調するように設計されており、乗員の視線が自然と前 方へ向かい、高い走行性能への期待感を煽るようなデザインとなっている。高い操作性を確 保するために、スイッチ類は明確にグループ分けされ、運転を妨げない位置に分かりやすく 配置されている。
シフト・ノブは透明度が非常に高いクリスタルで作られた、クラフテッド・クリスタル・フィニッシ
ュを採用し、その中には数字の「8」が浮かび上がる仕様となっている。さらに、ベンチレーシ ョン付きの上質なメリノ・レザー・シートや、Harman Kardon 製のオーディオ、アンビエント・ラ イトを標準装備とし、スポーティーさと共に、ラグジュアリーなモデルであることを、乗るたびに 感じさせる。
圧倒的な出力とサウンドを備えた新開発の V 型 8 気筒エンジン
新型 BMW 8 シリーズ クーペで初めて搭載される新開発の V 型 8 気筒エンジンは、M Performance ツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用しており、強烈な出力特性を実現す ると共に、フラップ制御式スポーツ・エキゾースト・システムによって官能的なサウンドを発す る。ターボ・チャージャー、ダイレクト・インジェクション・システム、熱シールド / 冷却システム、 イグニッション、エンジン・エレクトロニクスなど、各所に改良が施されている。
そして、重量を変えることなく、先代エンジンと比べ出力を 50 kW / 68 ps 向上させ、最高出 力 390 kW [530 ps] / 5,500-6,000 rpm を実現した。最大トルクは 750 Nm / 1,800-4,600 rpm であり、幅広い回転域で最大トルクを得られ、推進力が長く持続するため、快適なクル ージングが可能となっている。さらに、スポーツ走行にも重点を置いている今回のモデルは、 停車状態から 100km/h までを 3.7 秒で加速する。
精密な動力伝達
エンジンの動力を効率よく伝達するのは、改良された 8 速スポーツ・オートマチック・トランスミ ッション(ステップトロニック付)である。ギヤ比の幅が拡張されると共に、油圧制御システム が最適化されることで、走行状況に応じたシフト・タイミングがより正確かつ俊敏になり、効率 性及び快適性が向上している。さらに、マニュアル操作によるシフト・チェンジ用に、ステアリ ング・ホイールのパドル・スイッチが標準装備されている。
また、フロント・ホイールとリヤ・ホイールの駆動トルクを素早く正確に、かつ無段階に可変配 分する BMW 独自のインテリジェント 4 輪駆動システムである BMW xDrive も大幅に改良さ れた。リヤ・ホイールを重視して調整された駆動力配分により、BMW のスポーツ・カーさなが らのドライブ・フィーリングをもたらすと共に、ダイナミックな走行状況下でも最適なトラクション と走行安定性を実現する。さらに、リヤ・アクスルに電子制御式ディファレンシャル・ロックが 標準装備され、電気的にもたらされるロック作用により、コーナーの内側と外側のリヤ・ホイ ールの差動を制限することで、特にコーナーから脱出するときのダイナミックな加速が可能に なり、スポーティーな個性が際立つドライビングを実現する。
最新技術による、ダイナミック・パフォーマンスと快適性を両立させるサスペンション
新型BMW8シリーズ クーペには、アダプティブMサスペンション・プロフェッショナルを採用 している。これは、従来のダンパーに加え、電子制御アクティブ・スタビライザーを装備することで、ロール特性を調整し、俊敏な高速コーナリングから快適なクルージングまでを実現して いる。同じく標準装備のインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングは、操車時の最小回転直 径を小さく抑え、取り回しの良さと俊敏性を高め、正確なハンドリングを実現することで、車線 変更時と高速コーナリング時の走行安定性を向上させる。さらに、より俊敏性を高める M ス ポーツ・ディファレンシャルや、力強く安定したブレーキ力を誇る M スポーツ・ブレーキなどに より、本格的なスポーツ走行をも楽しめる装備を採用している。
最先端の運転支援システム
新型 BMW 8 シリーズ クーペには、BMW のラグジュアリー・クーペに相応しく、最先端の運 転支援システムを標準装備している。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能 付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイ ド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、 クロス・トラフィック・ウォーニングが装備されている。
更にパーキング・アシスタントには、初めてリバース・アシスト機能が採用された。これにより、 車両が直前に前進したルート最大 50m までを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻る ことが可能となる。この機能を活用することで、例えば日本に多数点在する細い道に誤って 迷い込んだ際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。
新しい表示・操作コンセプト「BMW Operating System 7.0」の導入
新型 BMW 8 シリーズ クーペは、新たに「BMW Operating System 7.0」を導入している。 これは、ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えることをコンセプトにした表示 / 操作コンセプトで、10.25 インチのコントロール・ディスプレイと、12.3 インチのフル・デジタル・ メーター・パネルを、それぞれ自分用にカスタマイズすることを可能としている。コントロール・ ディスプレイは、タッチ操作に対応して、より使いすく最適化されたメニュー表示により、様々 な機能や設定にアクセスしやすくなる他、状況に応じて変化するコンテンツも装備されており、 スポーツ走行時などに、コーナリングの際の横方向加速力を表示させる設定にすることも可 能となっている。そして、ステアリング・ホイールのボタン、センター・コンソール付近に配置さ れている iDrive コントローラー、タッチ操作に対応したディスプレイ、さらに音声コントロール 及びジェスチャー・コントロールを備えることで、状況に応じてドライバーが最も操作しやすい 方法で、必要な情報 / 設定にストレス無くアクセスすることが可能である。
また、新たに装備された 12.3 インチのディスプレイを備えたフル・デジタル・メーター・パネル は、速度 / 回転数を表示する左右のメーターの間、すなわちディスプレイの中央に、ナビゲ ーション・マップの一部などを表示可能となった。改良されたヘッドアップ・ディスプレイと共に、 より視認性が向上し、ドライバーは運転に集中しながらも必要な情報を受け取ることが可能 となった。
BMW コネクテッド・ドライブについて
BMW コネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻 く情報を IT ネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進 化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマ ティクス・サービスとして 2013 年に輸入車として初めて導入された。また、スマートフォン向 けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向 上させるサービスを提供してきた。さらに、2018 年 8 月には、より操作性・利便性を高めた新 たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「BMW Connected」を導入し、 車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポート する新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。
主な車両諸元
■BMW M850i xDrive
全長 4,855mm、全幅 1,900mm、全高 1,345mm、ホイール・ベース 2,820mm、車両 重量 1,990kg、車両総重量 2,210kg、排気量 4,395cc、V 型 8 気筒ガソリン・エンジン、 最高出力 530PS(390kW)/5,500rpm、最大トルク 750Nm/1,800-4,600rpm。