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BMW Mシリーズのモデル一覧
BMW M シリーズのヒストリー.
モータースポーツ、独創性、完璧さへのパッション。約50年の歴史を持つ、BMW Mの世界へようこそ。伝説のBMW M1 や M3、そして最新のBMW M8モデルまで、今までのMモデルをご紹介いたします。M シリーズの類まれなるパフォーマンスの秘密とは?BMW IndividualやM パフォーマンスパーツで、あなただけの一台をカスタマイズしてください。
BMW M シリーズのヒストリー.
モータースポーツ、独創性、完璧さへのパッション。約50年の歴史を持つ、BMW Mの世界へようこそ。伝説のBMW M1 や M3、そして最新のBMW M8モデルまで、今までのMモデルをご紹介いたします。M シリーズの類まれなるパフォーマンスの秘密とは?BMW IndividualやM パフォーマンスパーツで、あなただけの一台をカスタマイズしてください。
BMW M1(E26)
BMW M GmbHが1970年代に開発したBMWの最初の一台。いつの時代になっても衰えることのない魅力あふれる一台です。伝説の工業デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロが開発したそのシェイプは、BMWの長年のデザイナー、ポール・ブラックが1972年に開発したBMWターボを基本としています。細いキドニー、リトラクタブル・ヘッドライト、クリアに引かれたボディーのラインがBMWの美学とダイナミクスの象徴。そのパフォーマンスもまた伝説となっており、1983年まで、ドイツで生産されていた車の中で最速を誇りました。ミッド・エンジンのスーパースポーツカーは、最高時速260kmを達成し、Mクラスの伝統はここから始まりました。
1979~1981年の間には、すべて手作業で、わずか460台しか生産されませんでした。BMW M1を運転する機会に恵まれた人は誰でも、その並外れたドライビング・スタイル、カーブでの柔軟性、そして力強い3.5リッターエンジンに関して語らずにいられないでしょう。
製造期間:1978~1981年
エンジン:3.5リッター(204 kW、277 hp)、6気筒
全長x全幅x全高:4,359 mm x 1,824 mm x 1,138 mm
BMW 1 M クーペ(E82)
2004年以降、BMW 1はコンパクトカークラスでスポーティーさと操作性を追求するドライバーに親しまれてきましたが、MシリーズのBMW 1 M クーペが誕生したのは2011年。ふたつのターボチャージャーで、6気筒のガソリン・エンジンの最高出力は250 kW(340 ps)に。これに加え、通常のBMW 1よりも短いホイールベースと幅広いトラックがよりダイナミックなドライビングを実現。2012年には6,300台以上が生産され、3年後にはスポーツカーとコンパクトカーのそれぞれの特徴と良さを取り入れたBMW M2が誕生しました。
製造期間:2011~2012年
エンジン:3.0リッター(250 kW、277 hp)、6気筒
全長x全幅x全高:4,380 mm x 1,803 mm x 1,420 mm
BMW M2(F87)
2015年、BMW 1 M クーペの後続モデルとして誕生。以来、BMW 2002 ターボとBMW M3(E30)に通じるダイナミックでパワフルなコンパクトカーとして存在感を見せています。
エクステリアはワイド・フレア・ウイングおよびエプロン前の大きなインレットが特徴。6気筒のターボ・ガソリン・エンジンはダブルクラッチ・トランスミッションと共に、そのトルク出力を最大限に活かして路面を進みます。最高出力がさらに30 kW(40 ps)追加されたBMW M2 Competitionが2018年に誕生し、その後、BMW M2 CS(クラブスポーツ)が誕生。エンジン出力331 k(450 Ps)のBMW M2 CSは2,200台のみ生産されました。すべてのバージョンにおいて、M・シャシーの滑らかでクリアかつ正確な操作性で快適かつ喜びにあふれたドライビングをご提供。
製造期間 BMW M2:2015~2018年、M2 Competition:2018~2020年、M2 CS:2020年
エンジン:3.0リッター(272~331 kW、370~450 hp)、6気筒
全長x全幅x全高:4,461~4,468 mm x 1,854~1,871 mm x 1,410~1,414 mm
BMW M3(E30/2S、E30/2SC、E36/2S、E36/2CS、E36/4S、E46/2S、E46/2CS、E90/92/93、F80、G80)
当初、BMW M3(E30/2S、E30/2SC)はロードタイプのレーシングカーとして生産される予定でした。しかし、反響が凄まじく、自動車レースに使用する競技車両のカテゴリーの1つであるグループAで、5,000台以上が承認が申請されるほどの人気に。ワイドなフェンダー、Cピラーまで伸びた象徴的なリア・ウイングなど、ダイナミックな外観が人々を熱狂させ、内部通風されているブレーキ・ディスク、左下がギア1であるスポーツ・トランスミッション、出力143 kW(200 ps)を実現した2.3リッター4気筒のガソリン・エンジンなどの仕様もレース向けでした。
レーシングカーが勝てば勝つほど、M3の売り上げも伸び、コンバーチブル、パワーアップした154 kW(220 ps)Evolutionバージョン、2.5リッターエンジンで166 kW(238 ps)を達成したM3 Sport Evolutionを含め、18,000台を販売。
1992年には、第二世代のBMW M3(E36)が成功をおさめます。外観の変更は最小限ではあるものの、Mエクステリア・ミラーによりダイナミズムが大幅にアップ。また、内部は6気筒のガソリン・エンジンを装備し、210 kW(286 ps)を実現。可変カムシャフト制御システムのダブルVANOS が搭載され、驚くべき加速を可能にしました。1995年からは、性能も236 kW(321 ps)にアップしています。
2000年には第三世代のBMW M3(E46)、その一年後にはBMW M3 コンバーチブルを発表。BMW M3の基本コンセプトはそのままに、車体を可能な限り軽量にし、ドライビング・ダイナミクスを最大限に。Mの遺伝子は、252 kW(343 ps)が証明。クーペとコンバーチブルの外観は、幅広いチャンバー、フロント・フェンダーのグリル、ボンネットのパワードームで標準モデルとの差別化を図りました。 2007年から2013年の間に生産されたM3は、様々な新しい機能を装備。他のBMWラインアップのように、セダン(E90)、クーペ(E92)、コンバーチブル(E93)の3タイプから選択可能。そしてM3ではじめてV8エンジンが採用されました。4リッターのエンジンは、最高出力309 kW(420 ps)、最大エンジン回転数8,300 rpmを実現。BMW製造のエンジンで最高のスピードを誇ります。オプションのM パッケージで、最高時速は280 kmに。
2014年には、BMW初の直列6気筒ガソリン・エンジンを装備した第五世代のM3(F80)が発表されました。エンジンの最大トルクは1,850 rpmで、どのような路面状況でも最速の加速を実現。317 kW(432 ps)のM3 セダンのみがM3ラインとして残り、クーペとコンバーチブルは新しくM4と呼ばれるようになりました。フェンダー・エクステンション、Mエクステリア・ミラー、Mカーボン・ルーフが目を引き、類まれなる操作性とドライビング・ダイナミクスをアピール。2016年には最高出力331 kW(450 ps)を実現し、アダプティブ・M・シャシーを装備したM3 Competitionが発売されました。
2018年には10 ps出力があがり、338 kW(460 ps)となったM3 CSが3ヵ月間だけ製造されました。
2021年からはM3(G80)の発売を開始。大きく、縦に伸びたキドニー・グリルが他のセダンと一線を画し、今までのM3同様、スポーティネスとダイナミズム、実用性に焦点を起き、マニュアル6速トランスミッション、最高出力353 kW(480 ps)のエンジンを装備。M3 Competitionは素早いギアチェンジおよび最高のドライビング・ダイナミクスを可能にする8速M ステップトロニック(Drivelogic付)、M・シャシーを装備し、375 kW(510 ps)を達成しました。.
製造期間:1986年~現在
エンジン:2.3 – 3.0リッター(143~375 kW、200~510 hp)、4気筒、6気筒、または8気筒
全長x全幅x全高:4,346~4,794 mm x 1,680~1,887 mm x 1,370~1,431 mm
BMW M4(F82、F83、G82)
BMW 4 シリーズは、3 シリーズ クーペの後続として誕生。デザインはすべて刷新され、客室、長いボンネット、短いオーバーハングなど、3シリーズとは様々な面で異なり、より印象的でパワフルな外観になりました。M4 クーペやM4 クーペ Competition(2016~2020年)は331 kW(450 ps)、2017~2018年のM4 クーペ CSは338 kW(460 ps)最高出力を誇ります。2017~2018年のGTS クーペは368 kW(500 ps)を達成しました。M4 コンバーチブルおよびM4 Competition コンバーチブルは、このシリーズに新しい風をもたらし、すべてのモデルは3.0リッター6気筒のガソリン・エンジン、ツイン・ターボチャージャーを装備しています。
第二世代は全長、全幅が大きくなり、ダブル・キドニー・グリルが特徴的です。M4の3.0リッター6気筒のガソリン・エンジンは353 kW/480 ps(マニュアル・トランスミッション)、375 kW/510 ps(8速AT)を実現。オプションのM パッケージで、最高時速は290 kmに。ダイナミズムと俊敏性に一切の妥協を許さないデザインです。
製造期間:2014年~現在
エンジン:3.0リッター(317~375 kW、431~510 hp)、6気筒
全長x全幅x全高:4,671~4,794 mm x 1,870~1,887 mm x 1,383~1,394 mm
BMW M5(E28S、E34S、E34/5S、E39S、E60、E61、F10、F90)
最初のBMW M5(E28S)は1985年に今までとは一線を画したセダンとして誕生。手作りの車両は改良されたM1エンジンをもとに、最高時速250 kmを達成。2,200台が生産され、最高級スポーツセダンとして大成功を収めました。
1988年、新しいBMW 5シリーズが立ち上がり、M5(E34S)が発表されました。発売当初232 kW(315 ps)だった出力は、1992年のエンジンデザイン変更で250 kW(340 ps)を達成。3.8リッターエンジンは、限定版として900台のみ生産されました。M5 ツーリングも誕生し、完璧なドライビング体験、正確なステアリングを提供。日常のどのようなシチュエーションにも適した一台に。
1998年から2003年には、BMW M5(E39S)が5リッター8気筒エンジンの出力294 kW(400 ps)で高速道路を支配。このパフォーマンスとダイナミズムにより、日常使いに最適なスポーツセダンとして人気を集めました。
後続モデルの(E60)は、2005年にショールームに登場。2007年にはM5のシェイプを残したツーリングモデル(E61)も発表されました。出力507 psの10気筒エンジンは、オプションのMパッケージで最高時速305 kmを達成。
2011年、BMW M GmbHはツイン・ターボ・エンジンのM5(F10)を発表。最高出力412 kW(560 ps)は、当時のBMWラインアップで最強のモデルでした。2年後、出力が少し高まり423 kW(575 ps)となった最初のM5 Competitionの発売を開始。2014年には出力441 kW(600 ps)で8気筒の「M5 30周年記念モデル」が発売されました。最大トルク1,500、1分間のエンジン回転数5,750による加速は他に類を見ません。
現在のM5(F90)は、2017年より生産されており、MのスポーティネスとBMW 5 セダンの快適性とエレガンスさを持っています。エンジンは前M5と同様で、新しくM xDrive 4輪駆動システムが追加。8速 Mステップトロニック・トランスミッションでBMW特有の力強い加速と素晴らしいドライビング・ダイナミクスを実現。2018年にはM5 Competitionを発表。セダンよりも25 ps出力がアップし、460 kW(625 ps)を達成。また、一年間の限定でM5 CS(Competition Sport)を生産。M5 CSは、467 kW(635 ps)のエンジン出力で、0~100kmの加速をわずか3秒で可能にしました。カーボンを使用することにより車体重量を大幅に削減したスポーツセダンは、時速305 kmの電気制御も可能です。.
製造期間:1985~1995年、1998~2003年、2005年~現在
エンジン:3.5~5.0リッター(302 kW、410 hp)、6気筒、8気筒、または10気筒
全長x全幅x全高:4,620~4,966 mm x 1,700~1,903 mm x 1,400~1,512 mm
BMW M6(E63、E64、F06、F12、F13)
M6の前モデル、BMW M635CSiは、1984年に販売が開始され、新しく設計されたBMW M1エンジンを搭載し、最高出力210 kW(286 ps)の性能を持つポール・ブラック設計のクーペは、当時は一番速いスポーツカーのひとつでした。
2005年、BMW 8(E31)の生産終了とともに、BMWは再びラグジュアリー・クラスのクーペの販売を開始。クリス・バングルが率いるデザインチームにより、伝統的なM クーペの魅力を持つ一台が完成しました。コンバーチブルでも、コンバーチブルでなくても、桁違いにパワフルな10気筒エンジンの最高出力は373 kW(507 ps)、外観も魅力的で自信にあふれ、アダプティブ・シャシーは快適性だけではなく正確なドライビング・ダイナミクスを約束。
後続モデルは2012年に発表されました。10気筒から8気筒へとシリンダーは減ったものの、パワーは増大。ツイン・ターボV8気筒・ガソリン・エンジンは、M6で最高出力412 kW(560 ps)、M6 Competitionで423 kW(575 ps)を達成。Competition クーペのエンジンは2015年にデザインが変更され、7速ダブル・クラッチ・トランスミッションとともに高速道路で441 kW(600 ps)の出力を実現しました。オプションのM パッケージで、M6は最高時速305 kmに。クーペ、コンバーチブルはもちろんのこと、2013年からはグランクーペもこの性能を誇ります。
製造期間:2005~2018年
エンジン:4.4~5.0リッター(373~441 kW、507~600 hp)、8気筒または10気筒
全長x全幅x全高:4,871~4,898 mm x 1,855~1,899 mm x 1,372~1,377 mm
BMW M8 COMPETITION(F91、F92、F93)
M8クーペの歴史は約30年前に遡ります。1990年初期、BMWのエンジニアたちはE31クーペを基に、V12気筒エンジンのM8のプロトタイプを開発。
しかし、実際にBMW M8 Competition クーペ(F92)、コンバーチブル(F91)、グランクーペ(F93)が発表されたのは2019年。2つのターボ・チャージャー、8気筒エンジンは、最高出力460 kW(625 ps)を実現。オプションのM パッケージで、最高時速300kmに到達します。
M8のスポーティネスとラグジュアリーを見事に共存させたフォルムは、パーキングでも目を引く存在。革命的なフォルムはダイナミックでエレガント。ブラック・クロム・ラジエター・グリルや、ハイ・グロス・ミラー・キャップ、カーボン・ルーフがスポーティな特徴を演出。さらに、BMW M xDriveの機能を最大限に活かすアダプティブ・M・シャシーが並外れたドライビング・ダイナミクスを提供します。クーペ、 コンバーチブル、グランクーペ、どれもが魅力的な一台です。
製造期間 BMW M8 Competition:2019年~現在
エンジン:4.4リッター(460 kW、625 hp)、8気筒
全長x全幅x全高:4,867~5,098 mm x 1,907~1,948 mm x 1,353~1,420 mm
BMW X3 M COMPETITION(F97)
BMW X3の最初のMバージョンは2019年に誕生。高いパフォーマンス性能と力強い6気筒ツイン・ターボガソリン・エンジンで、時速100 kmにわずか4秒(モデルチェンジ後は、わずか3.8秒)で到達。アクティブ・M・ディファレンシャル搭載の4輪駆動の M xDriveにより、X3は最高出力353 kW(480 ps)、X3 M Competitionでは、最高出力375 kW(510 ps)を実現。XとMの遺伝子を惜しみなく体現しています。
BMW X3 Mは外観でも力強さをアピール。特徴的な水平のショルダー・ラインが堂々たるフロントおよび印象的なリヤを視覚的に主張します。ハイ・グロス・ブラック・キドニーおよびMグリルで立体的構造および高い技術力をアピール。内装は、優れたサポート力を誇るM スポーツ・シート、カーボン・トリムのM インテリア。いつでも、どこでも、BMWの気質あふれる一台です。
製造期間 BMW X3 M:2019年~現在
エンジン:3.0リッター(353~375 kW、480~510 hp)、6気筒
全長x全幅x全高:4,726 mm x 1,897 mm x 1,669 mm
BMW X4 M(F98)
M モデルは、2019年、X4の第二世代として発売されました。X4のスポーティーかつエレガントな雰囲気はそのままに、バンパーのエア・インテーク、ミラー・キャップなど、オプションのM Carbon Exterior Package(モデルチェンジ後、現在はパッケージとしての提供はなく、個々のカーボン・ファイバー製品として提供)によってM存在感がアップ。SUV/クーペのアスレチックな特徴が強調されました。エンジンはBMW X3 Mの仕様を引き継いでおり、X4 Mは最高出力353 kW(480 ps)、X4 M Competitionは最高出力375 kW(510 ps)を実現。モデルチェンジ後は、最大トルク650 Nmを発揮。オプションのMパッケージで、X4 Mは最高時速280km、X4 M Competitionは285 kmを達成しました。BMW X4 Mは、類まれなるパフォーマンスとBMWの独創的な気質を見事に体現しています。
製造期間:2019年~現在
エンジン:3.0リッター(353~375 kW、480~510 hp)、6気筒
全長x全幅x全高:4,758 mm x 1,927 mm x 1,618 mm
BMW X5 M(E70、F85、F95)
BMWの最初のスポーツSUVの第二世代は2009年にBMW M GmbHが開発し、BMW X5(E70)が誕生しました。ふたつのターボチャージャー、BMWの特徴ともいえるMタイプ、4.4リッターV8気筒のガソリン・エンジンにより、出力408 kW(555 ps)を達成。X6 Mと共に、MモデルにおいてBMWが発表した最初の4輪駆動xDriveです。控えめな外観ながら、Mのドライビング・ダイナミクスを実現しました。
これは後続モデルの(F85)にも引き継がれ、4.4リッターのツイン・ターボエンジンとMモデルの新しい8速トランスミッションで高速道路で575 psを達成。第三世代BMW X5のエアロダイナミック、エア・インテークなどのM要素の向上もこうした力強さに貢献しています。
その次の世代であるBMW X5 M(F95)は、MとXの遺伝子を完璧に融合。パフォーマンスやドライビング・ダイナミクスを保ちつつ、ラグジュアリーで快適なインテリアに。ツイン・ターボの8気筒ガソリン・エンジンは、X5 Mで441kW(600 ps)、X5 M Competitionで460 kW(625 ps)を達成。オプションのMパッケージで、最高時速290 kmを達成しました。
製造期間:2009~2013年、2015年~現在
エンジン:4.4リッター(408~460 kW、555~625 hp)、8気筒
全長x全幅x全高:4,854~4,938 mm x 1,933~2,013 mm x 1,739~1,747 mm
BMW X6 M(E71、F86、F96)
2008年、BMW X6(E71)が、BMWの最初のクーペ/SUVとして注目を集めました。一年後、SUVとスポーツカーのどちらの世界も楽しみたいドライバーのため、無限の支配力と並外れたドライビング・ダイナミクスを誇るM モデル、BMW X6 Mを発表。M xDriveと4.4リッターのM ツイン・ターボ8気筒ガソリン・エンジン(408 kW/555 ps)で、どのような路面においても前例のない俊敏性を実現しました。
2015年には、次モデルのX6 M(F86)を発表。M5やX5 Mに似た4.4リッターののツイン・ターボエンジンには、出力423 kW(575 ps)を達成。Mパッケージを装備すると、クーペのようなエア・インテークにより、最高時速280 kmに到達します。
2019年には、X6 M Competition(F96)が誕生。アクティブMディファレンシャル搭載の4輪駆動システムM xDriveにより、2つのリヤ・ホイール間のトルクを最適化し振り分け、恐るべき出力460 kW(625 ps)を実現しました。ブラック・フロント・グリッド、Mロゴ付きMギルなど、M モデルの特徴が人目を惹くデザインです。BMW X6 Mは、ラグジュアリー、優位性、そして究極のスポーティネスをパーフェクトに融合させた一台です。
製造期間:2009年~現在
エンジン:4.4リッター(408~460 kW、555~625 hp)、8気筒
全長x全幅x全高:4,876~4,948 mm x 1,983~2,019 mm x 1,684~1,697 mm
BMW Z3 M(E36/7、E36/8)
BMW Z4 M(E85、E86、G29)
Z3 ロードスターとクーペの後続モデル。サイズが大きくなり、快適性が増し、Z4と名付けられました。クリス・バングルがデザインした車両を2006年にデザインしなおし、BMW M3(E46)のエンジンを使いながらも出力を252 kW(343 ps)まで高め、Z4 Mとして発表。ロードスター(E85)とクーペ(E86)は同時に発表されました。
BMWは、後続モデルのE89をMバージョンとして生産しませんでしたが、代わりにG29をM40iとして生産。ワイドでフラットなフロント、長いボンネットがロードスターのコンセプトを体現し、パワフルできわめてスポーティーなドライビングを体感いただけます。出力250 kW(340 ps)のエンジン、アダプティブ・M・シャシー、M Sport Differentialを装備しています。
製造期間:2006~2008年、2019年~現在
エンジン:3.0~3.2リッター(250~252 kW、340~343 hp)、6気筒
全長x全幅x全高:4,091~4,321 mm x 1,781~1,861 mm x 1,268~1,304 mm
BMW i7 M70
2022年、BMWは完全電動ラグジュアリー・セダン、ニューBMW i7を誕生させました。翌年の2023年には、新次元のラグジュアリーとeモビリティ、そしてMの卓越したパフォーマンスを融合した、ニューBMW i7 M70を新たにラインアップ。このモデルは2基のBMW M eDriveモーターが生み出す485kW〔660ps〕という圧倒的な出力によって、0-100km/h加速3.7秒をマーク。インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング、4輪アダプティブ・エア・サスペンション、エグゼクティブ・ドライブ・プロと相まって、ドライビング・ダイナミクスをさらなるレベルへと引き上げています。同時に、革新的なBMW eDriveテクノロジーが実現するゼロ・エミッションの走りは、優れた静粛性を発揮しながら、軽量構造とエアロダイナミクスを最適化したデザインによって効率性を最大限に高め、488~560km(WLTP)の航続可能距離を達成。日常的な移動から郊外まで、あらゆるドライブで、利便性と快適性そして大いなる走りの昂奮を愉しむことができます。
精悍さ極まるエクステリアは、BMW i7 M70の並外れたパフォーマンスを強烈にアピールします。ハイグロス・ブラック仕上げを施したエレメントの数々が目を引くM ハイグロス・シャドー・ライン・エクステリア・エクステンド・コンテンツ、空力的に最適化されたMリヤ・スポイラー、ハイグロス・ブラック・キャリパーを備えたMスポーツ・ブレーキなどが相まって、至高のスポーティネスを体現しています。
フロント・セクションでは、停車時に加え走行時にもキドニー・グリルを光で浮かび上がらせる「アイコニック・グロー」が、見紛うことなき存在感を主張。しかし、個性の輝きを放つのは、夜間だけではありません。BMW Individual 2トーン・ペイントをオプションで選択すれば、独創性とエレガンスという点で、唯一無二の輝きを纏わせることができるのです。
BMW i7 M70のエクスクルーシビティは、インテリアのラグジュアリーな設えや先進機能の数々にも反映されています。カシミア・ウールやスワロフスキー・クリスタルといった最上級のマテリアルに加え、視覚的にも美しいBMWインタラクション・バーやBMWカーブド・ディスプレイがかつてなく魅惑的な空間体験を創出。リヤでは、31.3インチのBMWシアター・スクリーンとこの上なく快適なシートが、すべての旅で映画ファンのこだわりを満たします。
製造期間:2023年以降
パワーユニット: 電気モーター 2基(485kW〔660ps〕)
全長/全幅/全高:5391mm/1950mm/1544mm